家族や親しい人の死別など

診察

環境的な要因があります

うつ病は誰でも罹る可能性のある病気ですが、様々な要因が重なった時に発症することが多いです。進学や就職などで引越しを経験したり、転職をしたり、結婚、出産などで環境が大きく変化すると、大きなストレスが掛かってしまいます。結婚や就職、出産などはおめでたい出来事ですが、その反面不安を感じている人が多く、心身共に疲労が溜まりやすくなります。ホルモンバランスの乱れや自律神経の働きが悪くなると、脳内のセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質がうまく、分泌されなくなりうつ病を発症する原因になります。明るく社交的な性格の人が、人と会ったり、電話をするのを避けるようになったり、意欲や気力が低下して学業や仕事、家事などに支障が出ることもあります。家族の変化に気付いたら、早めに精神神経科を受診させて、カウンセリングを受けたり、抗うつ剤を処方してもらったりして下さい。抗うつ剤は数多くの医薬品が開発されていますが、比較的副作用が少なく、安全性の高い商品を処方してくれます。初めての受診の時は、強い薬は出されないので安心して下さい。抗うつ剤は即効性がありませんが、3、4週間ぐらい続けていると、気分の落ち込みやイライラ、不安感などが改善されてきます。抗うつ剤を半年ぐらい続けていると、少しずつ調子が良くなってきますが、うつ病は良くなったり、悪くなったりを繰り返す病気なので、自己判断で薬の服用を中断したり、通院をやめるのは避けて下さい。うつ病の原因は人によって違いがありますが、一時的に休職や休学をするのもお勧めです。うつ病は環境の変化が原因で、発症する人が多いですが、大切な家族や友人、配偶者と死別したり、ペットが亡くなった時だったりも大きなストレスが掛かってしまいます。住宅を購入するために多額のローンを組んだり、多重債務などで悩んでいる人だったりもうつ病に罹ることがあります。うつ病は男性に比べると女性にやや多い傾向があります。女性は月経や妊娠などでホルモンバランスが崩れやすいですし、結婚などで生活環境が大きく変化すること多いからです。現代は60代以降の高齢者にうつ病が増加しています。高齢になると配偶者や兄弟姉妹と死別してしまったり、定年退職だったりなどで社会的に孤立がしやすいため、不安感や喪失感からうつ病を発症することもあります。精神的にイライラしたり、気分の落ち込んだ状態が長く続いたりする時は、精神神経科の病院やクリニックを受診することが大事です。病院やクリニックを選ぶ時は、問診やカウンセリングに時間を掛けてくれたり、清潔で明るい雰囲気の内装や外観の所を選んだりすることが大事です。地元で評判の高い精神神経科の病院やクリニックでは、一人一人の症状に応じた治療を提案してくれるので、安心して通院ができます。家事や仕事、学業などに支障をきたしている人は、抗うつ剤や抗不安薬、睡眠導入剤などを処方してもらうことで、辛い症状が少しずつ緩和してきます。午前中は気分が優れない人が多いですが、夜型の生活をしていると病気が治りにくいため、早寝早起きを心掛けることが大事です。加齢による脳の機能の低下が原因でも発症することがあります。