種類を知ろう

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うつの種類と症状

うつ病を発症する人が増えてきています。うつ病とは、様々なストレスが原因で、心や体の症状が現れてしまう精神疾患の一つです。うつ病には、実はいくつかの種類があります。例えば躁鬱病と呼ばれるのは、ハイな状態が続く躁状態と、うつ状態が交互に訪れてしまうという症状です。ハイな状態のときは気分も良く、なんでも出来るという気持ちになりますが、うつ状態になったときはその反動もあって、より症状が重く出やすいのが特徴です。感情のコントロールが難しく、周りの理解が十分に必要な病気と言えます。また、仮面うつと呼ばれる種類もあります。仮面うつの場合は、心の症状よりも、体の症状が先に現れるという特徴を持っています。自分がうつであるということを自覚しにくく、発見が遅れやすく、完治も難しい症状です。産後うつと呼ばれるのは、出産後に女性が陥ってしまううつの種類です。出産によって女性ホルモンのバランスが急激に崩れると同時に、慣れない育児に悩み、自分の時間も減るストレスなどから、うつ状態を引き起こします。子供を愛せない、憎く感じてしまうなどの心の変化も、よくある症状の一つです。このように、うつ病には様々な種類があり、それぞれ症状の特徴は若干違います。大切なことは、その原因を突き止めて、ストレスを少しでも軽くするよう、本人や周りの人がサポートすることです。産後うつのように、ストレスの原因がハッキリしている場合は、夫や家族に相談して育児を手伝ってもらう、自分の時間を確保してもらうなどの対処が必要です。では、うつ病はどのようにして治療をしていけば良いのでしょうか。例えば、原因がはっきりしている産後うつの場合は、前述の通り夫や家族など周りのサポートが一番の治療となります。また、産後うつの患者のための無料カウンセリングを実施している自治体も多く、そのようなサービスを利用して心のコントロールをしていくことがおすすめです。また、時間が経つにつれて育児にも慣れ、自然と治っていくという女性も多いようです。しかし通常のうつ病の場合には、まずは診療内科へいくことが先決です。どのようなストレスによって発症してしまったのか、詳細をカウンセリングで伝え、解決法を探っていくとともに、抗うつ剤などの薬を使って治療を行ってきます。抗うつ剤は、感情の起伏を抑え気持ちを落ち着かせる作用があり、長く服用を続けることで効果が出てきます。またカウンセラーに自分の気持ちやつらいことをしっかり伝え、話を聞いてもらうだけでも、心をコントロールさせる練習になります。通常、治療はこの抗うつ剤とカウンセリングの2種類で行われることがほとんどです。例えば、職場での人間関係が原因となっている場合は、どうしたら良いかをじっくり考え、場合によっては転職するなどの行動が必要になることもあります。しかし一度発症してしまった心の病気は、薬を飲めばすぐに治るというものではありません。心をコントロールさせるための多くの時間が必要になるため、なかなか良くならないからといって焦ることはありません。早く良くならなきゃ、と焦ってしまうことで、余計に症状を悪化させてしまうこともありますので、焦らないということを心がけましょう。